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フライ,ダディ,フライ |金城一紀 岡田准一

フライ,ダディ,フライフライ,ダディ,フライ
出演:
東映
発売日 2005-12-09


金城一紀が原作・脚本を担当。彼の小説ではおなじみの高校生集団「ゾンビーズ」も活躍する熱いドラマだ。堤真一が演じる中年サラリーマンの鈴木が、娘に大ケガをさせた男に復讐するため、岡田准一演じる高校生、スンシンからケンカを習うという物語。やがて鈴木とスンシンには、年齢を超えた友情が育まれていく。プロットからして現実離れしているが、「作り物」として観れば、鈴木の不屈のがんばりに共感できるはずだ。真っ青な空や海など、全編に散りばめられた夏らしい爽やかな映像も、物語の嘘くささを薄めていく。
鈴木が強くなるかどうか賭けをするスンシンの仲間(ゾンビーズ)の狂騒や、鈴木がいつも乗るバスと競走するシークエンスなど、笑えるシーンが多数。ただ、ラストの決戦が、笑いの延長にあるのは、ちょっと惜しい。キャストでは、岡田の存在感が際立っている。屋上や海辺で彼が見せる不思議なダンス、つねに孤独を漂わせる視線。そして、馬鹿にしていた鈴木を父のように慕っていく心の変遷。緻密な演技力というより、本作の岡田は、役になりきったという点が高く評価できる。(斉藤博昭)

オヤジの青春 2006-10-21
最初の方は展開が早くてちょっとついていけない感じでした。トレーニングに協力していた人達が賭けをしていたのはちょっとショックでしたがそのあとのスンシンとの殴りあいは鈴木さんの本音が聞けたと思いました。ある男に娘を傷つけられ仕返しするためにトレーニングをし日々たくましくなっていく姿に共感を覚えました。スンシンの言葉の一つ一つに重みがありました。闘いが終わり娘の所へ走っていく後ろ姿はとてもかっこよかったです。


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